麻雀ルール解説|役満って何?

麻雀をやっていていつかは出したいのが役満ですね。
高得点なだけあり確率は低く実戦で出した方もかなり少ないですね。
そんな役満について今回は解説していきます。

◯役満とは

麻雀には、約40種類もの役があり、難易度によって翻が決められています。
そのなかで、得点が最も高い役が『役満』です。
役満は、役の中でも難易度が高く揃う確率もかなり低めです。
ただし 数ある麻雀の役の中では、最高得点を狙えるのも役満の魅力と言えます。
途中まで負けていても、役満でアガれば一気に大逆転もあり得るのです。
負けていて一貫の終わりという局面で役満を出して一発逆転となれば一躍脚光を浴びることは間違い無いでしょうし、喜びや達成感もかなり感じることでしょう!

◯難易度はかなり高め

一発逆転が狙える高得点ということもあり難易度はかなり高めで頻出度はかなり少ないです

出しやすい役満でも確率は2000分の1となっており、確率の低さから成立する難しさは明
らかですね。
そのため最初から役満を狙うという戦法をとっている人はあまりいません。
しっかりと役満の種類と条件を頭に入れて手牌の役満のチャンスを見逃さないというのが役満を出すコツです。

◯親と子で点数が違う

役満の最高得点は、子の点数が32000点です。
また、親は子の1.5倍の点数になるため、48000点にもなります。
持ち点ギリギリでも役満を上がるだけで一発逆転という可能性もあり最後の最後まで大逆転のチャンスがある役満は麻雀の魅力のひとつです。

◯出やすい役満は?

・四暗刻(スーアンコー)0.049%

四暗刻は、手のなかで暗刻を4つ作ると成立する役です。
面子のすべてが暗刻になりますので、門前でなくては成立しません。
四暗刻は麻雀の役満で最も出やすく、その確率は0.049%といわれています。
1半荘10局だとして、200半荘に1度出る確率。
さらに他家が出す確率と自分が出す確率も含めて、四暗刻に遭遇する確率は50半荘に1度だそうです。
最も出やすい四暗刻でさえこの確率ですから役満の確率の低さが分かると思います。
当然確率論ですから実戦で出るのはさらに時間がかかるかと思います。

・国士無双(コクシムソウ)0.043%

国士無双は1、9、字牌の全種類1枚ずつで構成されるという、七対子と並んで麻雀の役の中
でも特殊な形で成立する役です。
役満の中でも最も有名で麻雀をしたことがない人でも名前を聞いたことがあるかもしれません。
役満の中でも比較的だしやすいということもあり、麻雀ファンの中でも人気の高い役満です。
欠点は国士無双を狙っているのがバレやすいこと。
捨てる牌が極端に偏るため、捨て牌から国士無双を狙っているのが相手にバレてしまうのです。

・大三元(ダイサンゲン)0.039%

大三元は、3種類ある三元牌を3つすべて刻子で揃えると成立する役です。
門前でなくとも成立し、三元牌以外の部分は形や牌を問わないのでチーも可能です。
こちらも役満の中でも知名度の高い役となっています。
ポンをしても良いので比較的作りやすい役満となっていますが、ポンをしていると大三元を作っているのがバレてしまうため警戒されてしまうので注意。

◯最も確率の低い役満は?

・四槓子(スーカンツ)0.000234%

四槓子は、槓子を4つ作ると成立する役です。
暗槓・明槓どちらでもOKで、槓を4つすればOK。
槓自体、10局で1回できるかどうかの低確率の為、その難しさは明白。奇跡が起きないと成立しない役です。

〇役満チャンスはいつやってくるかわからない

役満は全部で12種類あり、そのなかでも出やすい役満は四暗刻・国士無双・大三元です。
狙って出せるものではありませんのでいつでもチャンスが伺えるようにこの3つだけでも覚えておきましょう。