麻雀ルール解説|基本的な流れとルール

麻雀を始めたばかりの初心者の方や、ゲームでしか麻雀を行ったことが無い方は、
なんとなくのルールは分かっているものの、実は具体的なルールはよくわかっていないという方も多いことだと思います。

ここでは麻雀ルール入門についてご紹介いたします。
しっかりと麻雀のルールを理解して、さらに麻雀を楽しめるようになりましょう。
麻雀は4人でプレイする頭脳系ゲームです。
最近では、老化防止・脳活性化に良いとされているゲームとも言われています。
麻雀は指を良く使って、頭も使います。
また4人でプレイするので対戦相手との駆け引きやコミュニケーションもあり、
ゲームをしながら楽しく脳を鍛えられ一石二鳥のゲームなのです。
今回は全く初めての方でも分かるようにゲームの基本的なルールと説明をしたいと思います。

牌(ハイ)14枚集めて完成を目指す

麻雀は14枚を揃えて完成形を作るゲームです。
ルールで決まって出来ているものがあり、
それを役と呼びます、役によって、得点が決まります。
よりそろえるより揃えるのが高度な役ほど高得点になります。
揃えた時点でゲームは終了するので、高得点を狙うだけではなく、いかに速く役を完成させることを求められます。

点数を競う

各プレーヤーに点数が配られます。
この点数を4人で奪い合いをするゲームです。
役を揃えたプレーヤーが他のプレーヤーから点数を貰います。
この点数が一番多い人が勝ちとなります。

その場のルールに従う

麻雀は打つ人や打つ場所でルールが異なることが多いです。
場によって採用されるルールがあり、内容は様々なので、その場のルールに従うことが大事となります。

席を決める

最初に、サイコロと牌を使用し、席決めを行います。
席が決まったら、各プレーヤーの点棒が25,000点ずつあるか確認します。
(※ルールによっては、30,000点からスタートする場合もあります。)

親を決める

麻雀では、1人が親。
3人が子という立場になり、最初の親をサイコロで決めます。
各プレーヤーは、東南西北の方角で呼ばれます。
親が東家(トンチャ)。
親から反時計回りで、南家(ナンチャ)、西家(シャーチャ)、北家(ペーチャ)と呼ばれます。
親が移動をすると、その呼び名も移動し、その時の親が常に東家となります。

洗牌と壁牌

洗牌(シーパイ)とは、牌をよく混ぜることです。
(トランプで例えると、シャッフルです。)
壁牌(ピーパイ)とは、卓上に積み上げられた牌のことです。

配牌

壁牌(ピーパイ)から親は14枚です。
子は13枚の牌を取ります。
これを配牌(ハイパイ)と言います。
各プレーヤーが持つこれらの牌を手牌(テハイ)と呼びます。

対局開始

牌が配られ、対局開始です。
麻雀では壁牌(ピーパイ)の所定の位置から牌を1枚取ります。
手牌の中から不要な牌を1枚捨てるという、この動作が基本となります。
この動作を反時計回りで、各プレーヤーが順に繰り返しながら、アガりを目指していきます。
配牌の時点で、親は子より1枚多く牌を取っているので、まずは親が不要な牌を1枚捨てるところからスタートします。
誰かがアガるか、壁牌が無くなったら終了です。
もし誰もアガらずに終了した場合は、流局(リュウキョク)と言います。

点棒

誰かがアガるか、壁牌(ピーパイ)が無くなれば、対局終了です。
結果に応じて、点棒の授受をします。

親の移動

親以外の人がアガると、親が右隣りのプレーヤーに移動します。
親がアガった場合は移動しません。
ここまで終わりましたら、再度洗牌を行い、次の局を始めます。

終局

各プレーヤーの親番が1回ずつ回ってくるゲームを東風戦(トンプウセン)と言います。
2回ずつ回ってくるゲームを半荘(ハンチャン)と言います。
一般的には東風戦か半荘を終えたら終局となります。

まとめ

初心者の方にとってはルールを覚え、型を覚えるのは大変かもしれません。
しかし、しっかり打てるようになれば楽しさや面白さが分かってきます。
まずはしっかり基礎を覚えた後に、自分なりの戦術を見つけられると良いですね。